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2006-04-23

⑫「哀しみのアダージョ~悲しみのヴァイオリン」オリジナルサウンドトラック盤(1994) CDアルバム

お次はサントラ。フランス風に言えばBOF。
これもサムシング効果で、8年も前の映画のサントラが初CD化されてしまうという快挙を成し遂げた。ライナーによれば映画公開(1986年)当時に日本でのサントラのリリースはなかったようである。
リリースは「94・6・22(86・10・16)」と記載されている。前回のシングル同様、カッコ内の日付はフランスでのオリジナル盤の発売日か。
定価2300円、キングレコードから。

映画のタイトルは"LA FEMME DE MA VIE”邦題「悲しみのヴァイオリン」。なのにこのCDのタイトルは主題歌"T'EN VA PAS”の邦題「哀しみのアダージョ」が先にきている。この曲のリバイバルヒットが、奇跡のCD化の原動力であることを考えれば当然か。

スコアはROMANO MUSUMARRAによる。そう、"T'EN VA PAS”の作曲者が映画音楽も担当していたわけだ。

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このアルバムには「T'EN VA PAS」が3ヴァージョン収録されている。

まず一曲目、「T'EN VA PAS」(5:25)はヴォーカル入り。なんとシングル盤より一分半も長いアルバム・ヴァージョン。こっちが先にあって、短めでフェイドアウトしたのがシングル・エディットなのだろう。シングルでは聴けなかった後半は、基本的にサビが繰り返されるが、最後のほうで転調あり。邦題はもちろんシングルと同じく「哀しみのアダージョ(彼と彼女のソネット)」。

ふたつ目は9曲目、インスト・ヴァージョン。こちらはシングル盤とサイズも同じ。

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みっつ目がアルバムの最後、16曲目に収録された問題作、「T'EN VA PAS(Disco Mix)」(5:32)。誰が何のために?という疑問が、これを聴いた全ての人々の脳裏をかすめること請け合い。フランスのデスコには行ったことないが、こんなんでよいの?ドラムとベースが辛うじてダンス仕様になっているのか・・・ただ喧しいだけか・・・後半のヴォーカルにエフェクトかけていじっている部分などは物悲しささえ感じる。まあ、珍品ってことで。
なぜか前の曲(バッハのパルティータ)の終わりのヴァイオリンの音とかぶってこのディスコ・ミックスのドラムが鳴り出す。なぜ重ねるのだ。

私は持っていないが、「T'EN VA PAS」の12インチシングルというものが存在するらしい。ディスコ・ミックスが入ってるのかな・・・ご存知の方教えてください。

伊藤史朗氏によるライナーは「トン・ヴァ・パ現象」諸々について言及しており興味深い。ナタリーの「哀愁のアダージョ」は、わざと「哀愁」にしたことが分かった。で、「この変更については面白いエピソードがあるが省略させていただく。」ってオイ、教えてよ!と思ったが、当ブログのナタリーの回のmichiさんのコメントでフラストレーションが解消された。ありがとうございました。

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